ディンプルシリンダー錠って何?
ディンプルシリンダー錠と言われる鍵は、従来から有るピンシリンダー錠を更に進化させた鍵で、防犯の効果も高い鍵と言われております。そこでそんなディンプルシリンダー錠の特徴や、メリットとデメリットについて調べてみましょう。【ディンプルシリンダー錠の特徴はその構造に有り】ディン
プルリシンダー錠は、従来から有るピンリシンダー錠を更に複雑化させた鍵で、ピンタンブラーと言われる外筒と内筒を止めて置くピンの配置を、従来の左右2方向から4方向程度に増やし、鍵の溝にピンがピタッと嵌り合う方向を増やした鍵です。更に、配置しているピンの数を増やす事で、ピッキングに対しては大変強い鍵と言われております。
刺し込む鍵には、その表面にデコボコのくぼみや穴が開けて有るのが特徴で、そのくぼみや穴に、ピンが合う事で外筒と内筒が回転し鍵が開くと言う仕組みになっております。更に、差し込んだ鍵とピンが合った場合にシアラインと言われる外筒と内筒のほんのわずかな隙間を、複雑な形状にする事によって、ピッキングへの対応力を更に上げる事も出来ます。
【ディンプルシリンダー錠のメリットとデメリット】
ディンプルシリンダー錠のメリットは、従来んピンシリンダー錠に比べて、更に複雑化されたピンタンブラーの配置によってピッキングにより強い鍵にする事が出来た点です。デメリットとしては複雑化されたピンタンブラーの影響で皆さんも鍵を変えた際に準備される「合鍵」です。
鍵の交換を行う場合には、その業者によって事前に準備してくれる合い鍵を数本用意してくれる場合も有りますが、万が一の為に合い鍵を作る場合には、複雑な構造ゆえ、1本5,000円程掛かる場合があります。
更に、鍵の加工精度は非常に精密で、僅かな位置のずれでも鍵を開ける事が出来ない事から加工業者泣かせと言われております。この様な事から、鍵をディンプルシリンダー錠に変える場合には、その施工業者に合い鍵の有無やその本数を確認しておく様にしましょう。